本日のブログは、カナリの長文です。スミマセン。

2011年、妹が亡くなったのをキッカケに、我が家に引き取られる事に
なったココアちゃん。元々彼女は、18年前に私が近所の集会所に
捨てられてたのを見つけて、拾ってきたワンコだ。

当時私は23歳で遊び盛り。拾ってきたものの、小さい頃だけ
可愛がり、後は犬好きの母親任せ。良くあるパターンかも知れ
ないが、酷い人間だ、私。母親と、父親、同居していた妹からの
愛情は沢山受けて、ココアは20Kgまでスクスクと育った。

当時住んでいた家は庭が広くて、テラスもあり、半分は屋根があって
日陰になる所に父親が犬小屋を作った。そのテラス全体を専用
スペース、として、13歳まで大きな病気ひとつする事なく、過ごして来た。

父親が犬は外で飼うという考えだった為、外犬として育って来たが、
夏場は日陰スペースにクールマット、冬場は犬小屋に風除け壁+
毛布+暖房と、外犬にしては過保護?に育って来たかも知れない(笑)

14歳の頃、家の事情で関東→関西へ引越しした私の実家。
勿論ココアも一緒に車に乗り、長時間のドライブもなんのその、13歳で
元気に関西にやって来た。

そして、14歳、15歳を実家で過ごし、少しづつ老いて来たココア。

この頃から少しづつ痩せて来て、20Kgあった体重は18kg、15kg、12kg、
と、2〜3年を掛けて半分近くまで減ってしまった。

それでも、ご飯はちゃんと食べていたし、14歳の頃迄は元気に
何キロも散歩に行っていた。それが、15歳を過ぎて後ろ足を少し
引きずるようになり、16歳になった時、立ち上がろうとしても、後ろ
足に力が入らない事が増えるようになって来た。2011年の4月頃、
亡くなる2ヶ月前だった妹が、私に「ココアが老いて来て、心配…」と
伝えて来た事がある。今思えば、それは将来私がココアを老後を
看るようになる、何かの暗示だったのかも。

2011年6月。妹の葬儀で私が実家に行った時だった。
偶然、犬小屋に入ろうとして、でも後ろ足が上がらなくて、犬小屋の
前でへたり込むココアの姿を見た。

地面から犬小屋迄の段差は僅か8〜10cm程度。

この僅かな段差がココアには高すぎて、犬小屋に入れなくなっていたのだ。

ものすごく、悲しくなった。
ココアも、ものすごく悲しそうにへたり込んでるように見えた。

葬儀でバタバタしながらも、ホームセンターへ行き、犬小屋と地面の
差を埋めるべく、傾斜のついた石?(よく、駐車場へ車を入れる
時に置いてあるやつです)を買って来て、その上に人工芝を敷いて
犬小屋に入りやすいようにしてみた。

緩やかな傾斜がついた事で、上りやすくなったのか、その日からまた
犬小屋で眠るココアの姿を見る事が出来た。嬉しかった。

妹が亡くなり、母が心労からおかしくなりそうだったので、単身赴任
をしている父の住む東京へ引っ越す話が出たのをキッカケに、
ココアを我が家で引き取りたいと申し出たのは2011年の6月後半。

そうして、16歳で我が家にやって来たココアちゃん。

私とオットは今、賃貸の一軒家に住んでいるが、この場所を選んだ
キッカケは、老いて来たココアを母が旅行等に行く際に長期で
預かるつもりだった事だ。「ペット何匹でも可・中型犬・大型犬・
猫もOK」という条件の家。願ったり適ったり、だった。

当時はここまで長期(というか、もう、亡くなるまで見るよ♪)で
預かるとは考えていなくて、ただ病院等に預けるより、お婆ちゃんの
ココアにはストレスが掛からないかな、という程度で考えていた。

結果的にはこの家に住んだ事で、ココアの終生を見届けられる事に
なったんだから、本当に良かったと思っている。

この1年8ヶ月。2年も経っていないのに、ココアを見ていると、急激に
老いて行ったように感じる。犬の1年は人間では4〜5年に相当すると
言われるので、当たり前といえば当たり前なのだが。。

2011年7月〜9月頃(16歳5ヶ月〜7ヶ月位)迄の数ヶ月は、後ろ足の
補助をすれば、散歩に行く事が出来た。長距離ではなかったけど、
朝晩の散歩が私も、ココアも楽しみだったと思う。



16歳10ヶ月〜17歳頃迄は、体全体を吊り上げるようにしないと
歩けなくなった。犬の介護用品で、ベストのようなものがあるのだが、
それを着せて体全体を持ち上げるようにして散歩に行くように
なった。 この頃から、1日の間で眠る時間がとても増えてきた。
(2011年11月の写真は、私にマッサージをされて気持ちよさそうに
しているココアです)



ところが、この、体全体を吊り上げるようにしていたのが、ココアの皮膚に
負担があったようで、ベストの腕周り部分が擦れていたのか、脇の下に
炎症が出来てしまい、トリミングに連れて行った時にトリマーさんに
言われて、慌ててベストを脱がせた私。それが、2012年3月。
ココアが17歳になってすぐ、の頃だ。



あの時は脇の下が痛かったんだろうな、と思うと今でも悔やまれる。

幸い、脇い酷い炎症ではなかったので、抗生物質を処方して貰って
1週間程度で良くなったココア。但し、ベストを脱いだ事で、体全体
を吊り上げるのが不可能になり、散歩に行けなくなってしまった。

そうなると、筋肉の衰えは早い。



↑2011年7月と比べると、2012年3月のココアは後ろ足に力が入ら
ず、体重をしっかり前足で支えていられない状態になってます。





この少し前から、自力で排泄も出来なくなった。
最初我が家に来た頃は垂れ流し状態だった為、トイレシーツを
全体的に敷いていたが(オムツを嫌がる子だったので)
膀胱の位置が骨盤の中に来る迄に下がってしまうと、膀胱に力を
入れにくくなり、排泄が困難になる、と獣医さんから聞いた。

脱腸とまでは行かないが、腸が肛門を押し出すように下がってしまい
肛門が長く?なるのも、老化のせいだと知った。

健康な犬で、成犬だったら、膀胱や腸を元の位置に戻すべく
手術もありえるらしい。 だけど、ココアは17歳。あくまでも病気では
なく、老化による筋肉の衰えから来る排泄困難。

勿論手術はNGと言われ、(する気もなかったけど)介護により排泄を
促す事を進められた。6時間おき、1日4回、圧迫排尿と肛門を
刺激して排泄させる事が必要になった。

それでも、ご飯もお水もちゃんと摂取していてくれたので、こちらが
処置をちゃんとすれば何も大きな問題はなかった。

ココアのオシッコやウンチの色や臭いで、今日は健康だわ^^ なんて
思っていたものである。

17歳になった2012年2月頃から立ち上がる事が少しづつ難しく
なって来た。ご飯の時は、私やオットが立たせてあげると、何とか
立ったままご飯台に顔を入れて食べれていたご飯も、5月になると
殆ど自力で立てなくなり、、、それでも立ち上がろうとして、
バランスを崩して転んで、夜中に「起こしてくれ」というように、鳴いて
知らせて来た事もある。(本当にビックリした事が何度もありました)

5月には寝たきりになってしまったので、ココア専用のカートを購入。
↓の写真は、少し鼻の頭を擦りむいていた時でちょっとブサイクに
写ってますが(笑) 朝晩の散歩を楽しみにしてた様に感じます。



梅雨に入る前に、クーラーや扇風機の風が行き渡りやすい場所に
移動させようと、ココア居住のスペースを玄関全体→玄関を上がっ
たすぐの部屋の一角に変えたのは正解だったと思う。

6月に入り、ココアの太ももの内側に皮膚炎を発見した。
老化により免疫力が低下する事でちょっとした菌に反応してしまい
膿皮症という炎症が起こるらしい。これも、抗生物質で治ると
言われたが、これをキッカケに、蒸れないように、寝たきりの、床に
当たる部分(ココアは伏せのような体制でいる事が多いので、胸
〜お尻、後ろ足の裏側が床に当たる)をバリカンでサマーカットに
して貰った。案外、見た目もそんなに悪くなく、また、蒸れが
低減したのか、薬が効いたのか、皮膚炎は少しづつ良くなった。

我が家に来て1年が経過した頃。。。
ココアは17歳と半年弱。この頃からフードを食べられなくなって来た。
後から知った事だが、顔の筋力も衰えるらしい。
ココアの顔。。目の上の、人間で例えるならコメカミ部分がボコっと窪む
様に凹んできた。それは、噛む為の筋肉のあった部分らしい。
その部分が凹む=噛む筋力がなくなる、という事だそうだ。



2012年6月は色々とフードを試した時だった。
カリカリの上に肉を焼いたものを乗せてみたり。。 →数回でNG
ご飯をお粥みたいにして、そこに療法食缶詰を混ぜたり→数回でNG
茹でたササミの肉だけをあげてみたり。。 →食べてくれるけど栄養的
にはNG
最終的には、療法食のカリカリフードをふやかして食べるのが
一番ココアにも食べやすく、栄養的にもOKという結果になった。

2012年7月。
ココちゃんが手術を受ける事になった。
この手術に関しては、詳しくは2012年7月の、
【遡り近況・7月編】をご参照下さい。その頃のココアの写真です。



2012年10月7日に撮影した、↓この写真が、ココアが「フセ」の体勢で
いられた、最後の写真になってしまいました。。
この後は、もう、フセをする前足の筋力すら衰えてしまい。。(TmT)

そして、10月半ばから、流動食生活が始まります。
>>詳しくは、〜流動食の作り方〜をご参照下さい。



で。2012年11月から始まった夜鳴き。。
夜鳴きっていうか、もぅ、昼夜問わず鳴き続ける感じ。
今は、獣医さんに処方して頂いている睡眠導入剤で夜はちゃんと
眠ってくれるので、カナリ飼い主も楽になったケド。。。犬の痴呆なんて
こうなるまで全然知識が無かったので、どうしたら鳴き止んでくれるのか
解らなくて、怒ってしまい。。怒った事に激しく自己嫌悪し、あの頃は
鳴き続けるココアを抱きかかえて何度も夜中に泣いたなぁ。。(TmT)

丁度、その頃を境に、玄関を上がったすぐの部屋の一角で過ごしていた
ココアを、リビングに設置したベビーベッド上に移動させた。本格的に
寒くなる前に、少しでも暖かい場所に変えたのも正解だったと思う。

2013年1月。
無事にお正月を迎えられた!! と思った2日後。
1月2日にココアが大量の血便を(><)  少し前のブログで
この事も書いたので覚えて下さってる方もいるかと思いますが、、
お正月早々大変でした。 なんとか、回復し、2013年2月。

体調は良好。ただ、人間と同じように、寝たきりになると関節が
硬くなってしまい、四肢が曲がりにくくなってしまった。
動物病院の先生からアドバイスを受け、1日2〜3回、関節の
曲げ伸ばしのリハビリをスタート。

始める前のココアは、↓肩から腕が常に上がっているような状態。



2月半ばからリハビリを開始し、2013年3月のリハビリ風景。。



効果が出てきているのか、肩が顔より下の位置に下がるように♪



いつも、ココアのリハビリを始めると、モチキナが近くに寄って来る。
但し、いつもモチは遠くから眺めていて、キナは時折ココアの臭いを
嗅ぎに。。。2匹とも気になりつつ、、、 という感じだろうか。



最近は、流動食を食べるのも疲れてしまうココちゃん。
1日4回、朝7時、昼1時、夜7時、夜中12〜1時 って感じで
食べさせてる食事も、1回の量の半分位食べた所で疲れて止めて
しまうので、1日4回→6回〜8回 に分散させる事も考えています。

1度に食べる量が減ったとはいえ、ご飯の入った食器を持って行くと
一生懸命首を上げて「ご飯食べたい!」という仕草をするので、
食欲がある内はまだ頑張れるかな?と。

老犬になり、寝たきりになったココアを見ていると。。
何が幸せなのかな?って思う。本当はもっと遊びたいだろうに。
本当はもっと甘えたいだろうに。でも皮膚が薄くなり、体力も
衰えている今、カートに乗せるだけでも一苦労だし、まだまだ
寒い中、体温調節が上手く出来ないココアを安易に外にも連れ
出せない。春になって、暖かくなったらまたカートで散歩にも
行きたいなと思うけど。。。いつまで頑張ってくれるかな。。

先を考えると、時々悲しさが襲ってきますが。。
ココアが生きようと頑張ってくれている内は、まだまだ、不肖の
飼い主@私も介護生活頑張らないと!!p(^▽^)q ね!!


老犬と暮らしてる飼い主の皆様に・・・
何か参考になる事があればいいかな?と思い、つらつらと書いて
みました。長い間読んで下さって、ありがとうございましたm(_ _)m